今でも忘れられないのは、日本での導入実績がない海外の設備メーカーを、国内のお客様に提案した案件です。お客様と現地メーカーを視察したり、国内でのサポート体制を充実するためにサービス会社と24時間体制の業務契約を結んだり。約2年かけて体制づくりを進めてきたのですが、実績のなさがネックになり、結局は失注になってしまいました。
とても悔しい経験でしたが、新規導入に向けてやるべきことを一通り学び、社内外のネットワークが広がったことで、誰に何を相談すればいいのかもわかるようになりました。マルチタスクに対応する今の仕事にも生きていて、「どんな仕事にも無駄なことは一つもない」と感じています。